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*** LP ： France / ?? / Eva / 12005 ***
■　コンディション　■
A- / A
SPSE ; ジャケットの天と底が各3cmほど割れかかかっています。ジャケットにそれ以外のダメージはありません。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
20年ほど前にフランスのEVAから復刻されたものですが、オリジナルに忠実な作りです。
MONO。

Rising Stormとともに「世界一早かったサイケ･バンド」とされるCharlatans、バンド結成は64年なのですから遅すぎたデビュー作(69年)にして唯一のアルバムです。
ブルース、カントリーといったルーツ･ミュージックにアシッドをまぶしたサウンドは、昨今のジャム･バンドの源流ですな。
今まで気にしていなかったのですが、San Franciscoということで「もしや？」と思いクレジットを確認したら、プロデューサーはやっぱりダン・ヒーリー(Dan Healy)でした。
Dan Healyは93年までGrateful Deadのエンジニアをつとめたパッパラパ〜でして、Fifty Foot Hoseといい、このCharlatansといい60年代後半のSan Francisco産サイケ系アルバムの最重要人物の一人なのでしょう。
Van Dyke Parksのカヴァーに始まり、Johnny Cashをカヴァーしているあたりに、Grateful Deadにも通底する60年代後半のSan Franciscoらしい自由な空気を感じます。
それと今のダン・ヒックスにも通ずる「オールド・タイミー」な「スイング感」も絶妙ですよ。
＜収録曲＞
A-1) High Coin (Van Dyke Parks) 3:07
A-2) Easy When I'm Dead (Darell De Vore) 2:38
A-3) Ain't Got the Time (Micheal Wihelm) 2:47
A-4) Folsom Prison Blues (Johnny Cash) 2:47
A-5) The Blues Ain't Nothin' (Micheal Wihel) 4:44
A-6) Time to Get Straight (Darell De Vore) 3:53
B-1) When I Go Sailin' By (Richard Olsen) 2:50
B-2) Doubtful Waltz (Darell De Vore) 3:31
B-3) Wabash Cannonball (A.P.Carter) 4:11
B-4) Alabama Bound (Traditional) 7:01
B-5) When the Movies Are Over (Darell De Vore) 3:13
B-6) Commercial Promo 1:00
【参加ミュージシャン】
The Charlatans ; Arranger, Producer, Engineer
Mike Wilhelm ; Guitar, Percussion, Vocals
Richard Olsen ; Bass, Percussion, Vocals, Woodwind
Terry Wilson ; Percussion, Drums
Darryl Devore ; Bass, Percussion, Keyboards, Vocals
Dan Healy ; Producer

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