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*** LP ： UK / 71 / village Thing / VTS 6 ***
■　コンディション　■
B+ / A
RW ; ジャケット表裏にリングウエアがあります（表上部は2mm×2cmほどの剥がれがあります。
TOC-I ; 表ジャケット右上に5mm四方以内のシールの剥し痕があります。
四辺四隅に軽いダメージがありますが抜けはなく、40年前のペラジャケとしてはまずまずのコンディションでしょう。
ジャケットの底の糊が乾燥し剥がれかかっていますが、破れはなく綺麗に浮いているので充分修復可能です。
盤面にはひげが数本ありますが、傷や気になる擦れはなく、中古としては申し分のないコンディションです。
マトリックスは「1U // 1U」。
PATENT NO.入り白インナーバッグ付属（破れなし）。

表現は思い切り思い込みで「全世界で300人くらいしか分らん」と思うが、メイク・スティーブンスを思い切り爽やかにしたような感じです。
Meic Stevensでは79年に「50枚」しかプレスされなかった「Caneuon Cynnar」一番好きなのですが、両作に通ずるのは「仄かなアシッド臭と数曲で入る女性コーラス」でして、その按配が実に見事なんです。
デイブ・エヴァンスの1stはIan A. Anderson主宰の名門Village Thingから71年にリリースされたアルバムです。
楽器弾けへんからよう分らんのだが、そんな私でもこの人のアコギの音は実に心地よいのだから、きっととんでもない名手なのでしょう……
……「音が悪いことが売り」になる自主制作サイケに現を抜かしていることが多い私ですが、チープな再生機でも分るこのレコードの音の良さには「マイナー・レーベル」に過ぎないVillage Thingの愚鈍なまでの実直さには頭が下がります。
曲調に派手さはないが、身の丈に合った無理のない地味なSSW作品と言ったところでしょうか。
個人的に嵌ったのは、Adrienneが音程も不安定に自信なさげにコーラスを付けているA-1、B-1、B-5などで、彼女のはかなげなコーラスがなかったら、ここまでは痺れなかったでしょう。
アシッド・フォーク・ファン、SSWファンは必聴ですよ。
【収録曲 全曲オリジナル】
A-1. The Words In Between
A-2. Rosie
A-3. Grey Lady Morning
A-4. Insanity Rag
A-5. Magic Man
B-1. Now Is The Time
B-2. Doorway
B-3. City Road
B-4. Circular Line
B-5. Sailor
【クレジット】
Dave Evans ; Guitar, Vcals
With…
Pete Airey ; Second Guitar
Adrienne ; Vocal
Keith Warmington ; Harmonica

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