*** LP : UK 1977 / Transatlantic / TRA SAM 40 ***
■ コンディション ■
A- / A-
ジャケット:非コーティングのぺらジャケ。下辺薄スレ。裏面軽微な薄汚れ少し。
ディスク:レーベルはヒゲ無し。盤面はB4に微細な小傷。これ以外はわずかな紙スレ程度の美品です。ざっと聴き流しました。B4中盤の小傷でプツ音4回ほど。これ以外はチリプチ少々。全編良好に鑑賞できると思います。実際の音源を参考にしてください。
スウィニーズ・メン69年作の2nd「トラックス・オブ・スウィニー」。
スウィニーズ・メンはテリー・ウッズ、アンディ・アーヴァイン、ジョニー・モイニハンが在籍していたアイリッシュ・フォークの最重要グループ。
本作の質感は「トラッド風味のアーシーなシンガーソングライター的アシッド・フォーク」とでも言えばいいのか、69年当時のアイリッシュ・フォークのエッセンスがグシャッと詰め込まれています。
68年の1st発表後、アンディ・アーヴァインは東欧放浪の旅に出たため、テリー・ウッズはヘンリー・マックロウを加えた布陣で再出発を目論んだそうですが、本作録音開始前にヘンリー・マックロウはグリース・バンド結成の為に脱退。ちなみに残念ながらアルバム制作には関わらなかったヘンリー・マックロウですが、共作ながらB-1「A Mistake No Doubt」とB-5「Hall Of Mirrors」の2曲にクレジットされています。またこの時期、ジョニー・モイニハンと付き合っていたアン・ブリッグスも行動を共にしており、Topicから出た1stは相当影響を受けているそうです。
そんな状況下、テリー・ウッズとジョニー・モイニハの2人は本作の制作を決意しました。
プロデューサーは1stに続き、ビル・リーダーが務めています。
アンディ・アーヴァイン脱退のためかトラッドの比率が減ってテリー・ウッズのオリジナルが増え、また、短期間とはいえヘンリー・マックロウの参加はテリー・ウッズとジョニー・モイニハンに大きな影響を与え、エレクトリック化を望むようになったそうです。
結果的に、ヘンリー・マックロウの脱退と予算の関係から、テリー・ウッズとジョニー・モイニハンのデュオによるアコースティック楽器主体の演奏となりましたが、プログレッシヴな方向を目指した本作の突出した内容が透けて見えてきます。
ウッズ・バンドやゲイ・アンド・テリー・ウッズで開花するテリー・ウッズのオリジナル曲のクオリティーは飛躍的にアップし、70年以降の英国フォーク・ロックやスワンプの雛形ともいうべき曲を多く聴くことができます。
私はスティーライ・スパンの1stにおけるテリー・ウッズの歌唱が大好きで、結果ポーグス時代まで追っかけで聴いてきましたが、この人の才能はホントにすごいものだと思います。
英国フォーク・ロック史上、稀に見る大傑作!
英国盤。オリジナルは69年。これは77年ジャケ違いのリイシュー盤です。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Dreams For Me (Terry Woods) 4:33
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A2 The Pipe On The Hob (Trad) 2:14
A3 Brain Jam (Terry Woods) 2:18
A4 Pretty Polly (Trad) 4:30
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A5 Standing On The Shore (Trad) 3:50
B1 A Mistake No Doubt (McCullagh/Woods/Moynihan) 2:33
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B2 Go By Brooks (Cohen/Woods) 2:05
B3 When You Don't Cry (Terry Woods) 2:40
B4 Afterthoughts 2:45
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B5 Hiram Hubbard 3:10
Arranged By - Moynihan, Woods Written-By - Trad.
B6 Hall Of Mirrors 3:04
Written-By - McCullagh, Moynihan, Woods
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Johnny Moynihan - vocal, bouzouki, tin whistle
Terry Woods - vocals, 6-string guitar, 12-string guitar, banjo, concertina
Bill Leader - Producer
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