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*** LP ： ?? / ?? (70) / Penny Farthing / PELS 511 ***
■　コンディション　■
A- / A
RW ; ジャケット表裏に薄いリングウエアがあります。
四隅に極軽い角打ちがありますが、秀逸なジャケットを損なってはいません。
盤面はひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。

68年に南ロンドンで結成されたキリング・フロアーの2作目で、オリジナルは激レア盤。
1969年のデビュー作はサイケデリック風味な粘りのあるヘヴィ・ブルースでしたが、本作では一変してハード・ロックになっています。
ブルースをベースにしつつも、全編でMichael Clarke Heavyなギターが大活躍し、リフを主体にした曲構成とノリを強調するドライヴ感で、独特のラフなハード・ロック・スタイルを構築しています。
全体に漂うサイケデリックでアンダーグラウンドな雰囲気は、ブルース・ブームからサイケデリックを通過してハード・ロックに移行するこの時期特有のものですね。
ドロドロした胡散臭いアンダーグラウンドな英国を求める向きよりは、オーソドックスなハード・ロック・ファンのほうが楽しめそうな作品だ。
英国ロック・マニア直撃のメロトロンに導かれるアンダーグラウンドな曲もあり、正統派英国ロック・ファンにはたまらないでしょう。
秀逸なデザインのアルバム・ジャケットはアナログ・サイズで楽しみたいものですね。
【収録曲】
A-1. Out Of Uranus (Floor)
A-2. Soon There Will Be Everything (Floor)
A-3. Acid Bean (Floor)
A-4. Where Nobody Ever Goes (Floor/Smith)
A-5. Sun Keeps Shining (Floor)
B-1. Call For The Politicians (Clarke/Thorndycroft)
B-2. Fido Castrol (Floor)
B-3. Lost Alone (Floor)
B-4. Son Of Wet (Floor/Smith)
B-5. Milkman (Floor)
【参加ミュージシャン】
Bill Thorndycroft ; Vocal
Michael Clarke ; Guitar
Stewart McDonald ; Bass
Bas Smith ; Drums
Lou Martin ; Keybords
Produced by John Edward

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