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*** LP ： USA / Late Press (68) / Vault / 117 ***
■　コンディション　■
A / A
ジャケットはカット他一切のダメージのないシュリンク入りの極美品です、
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。

マイク・ディジー（Mike Deasy）、ライ・クーダー（Ry Cooder）、ジョー・オズボーン（Joe Osborn）、ラリー・ネクテル（Larry Knechtel）、ジム・ゴードン（Jim Gordon）らL.A.の腕利きスタジオ・ミュージシャンたちによる当時のヒッピー、ドラッグ・カルチャーの視線の先にあった、神秘なるインド・中近東に思いを馳せてのトリップ・インスト・ミュージックとして知られる異色のアルバムです。
スワンプ・ファンにはお馴染みのマイク・ディジー（Mike Deasy）のプロデュースですが、スワンプ・ファンには「？？？」な内容でしょうね！
実はそこが面白いのであって、68年当時のフラワーでアシッドな時代の空気を色濃く反映していて、後年のウエスト・コースト・ロックの豊潤なサウンドへと連なるのですね。
話を戻して、セイリーブ・ピープルは、ライバック・ハイド、マイケル・ソーン・ディージー、ジョー・オズボーン、ラリー・ネクテルの4人となっていますが、プロデュースだけでなく、シタールやギターを弾き、ライナーも書いているマイク・ディジーがイニシアチブをとっているのは間違いなさそうです。
ライ・クーダー・ファンには継子のように扱われる本作ですが、キャプテン・ビーフハート時代を彷彿させるブルース・ルーツを感じさせるけっこう複雑なバッキングや、ボトルネックを控えめに弾いています。
デレク&ドミノスなどで名を上げるジム・ゴードンがドラム、マイク・ディージーの義兄でストーンズなどとのセッションで知られるジム・ホーンが木管楽器で参加しており、ロサンゼルスの一流セッション・マンの仕事が確認できる最も古い一枚でもあります。
【参加ミュージシャン】
Lybuk Hyd ; Guitar, Sitar
Michael Sean Deasy ; Vocals, Drum
Joseph Osborn ; Bass, Engineer
Larry Knechtel ; Bass, Keyboards
Jim Gordon ; Drum
Ben Benay ; Sitar
Mike Deasy ; Sitar, Guitar, Tamborine
Mike Melvoin ; Keyboards
Jim Horn ; Woodwinds
Ry Cooder ; Guitar
【収録曲】
A-1. Leyhsem
A-2. Zendan
A-3. Ceyladd Beyta
A-4. Becal
A-5. Ddom
A-6. Toadda Bb
B-1. Dyl
B-2. Ralin
B-3. Tygstl
B-4. Pendyl
B-5. Jacayl
B-6. Menyatt Dyl Com

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