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*** LP ： Japan / 77 / Philips / S-7029 ***
■　コンディション　■
B+ / A-
RW ; ジャケット表裏にリングウエアがあるので「B+」にしましたが、底抜けや割れはありません。
白レーベルの盤面にはひげが数本ありますが、気になる傷や擦れはありません。
帯は付いていませんが、4ページのインサートは付いています。

A面がパルコ主催・企画・制作の77年9月30日から10月2日の『石川セリ・コンサート』（西武劇場）、B面が夢の企画舎主催の77年7月22日の『石川セリ・リサイタル』（郵便貯金ホール）を収めた初のライブ盤。
ファンキーかつグルーヴィーな演奏に石川セリのアンニュイなヴォーカルが漂っていて、好きな人にはたまらないサウンドです。
今初めて気付いたのですが、B面のギターは乱魔堂の洪栄龍、ピアノは後期ゴールデン・カップスのジョン山崎だったんですね！
収録曲で最大の注目は、A面後半にA-4『春を売った女』、A-5『青銅の女』、A-6『あしたの風』とオリジナル・アルバム未収録曲が3曲も収められていることでしょう。
79年の全曲洋楽カヴァー・アルバム『素顔のままで〜Never Letting Go』に直結する、Stevie WonderのA-1「You Are the Sunshine of My Life」、Paul McCartneyのA-3「Let's Love」、Bob DylanのB-4「Knockin' on Heaven's Door」といった超有名曲のストレートなカヴァーも素敵です。
下田逸郎、南佳孝、来生たかおのカヴァーやデビュー曲B-1『 八月の濡れた砂』も、ニューミュージックに陥らないのは流石！
聴きなおしてみて一番面白かったのは、セカンド・ライン・ファンクのようにアレンジされた代表曲B-5『ダンスはうまく踊れない』でした。
【収録曲】
A-1. Opening (佐藤準) 〜 You Are the Sunshine of My Life (Stevie Wonder)
A-2. SEXY (下田逸郎)
A-3. Let's Love (Paul McCartney)
A-4. 春を売った女 (松本隆／南佳孝)
A-5. 青銅の女 (芝紀美子)
A-6. あしたの風 (来生えつこ／来生たかお)
B-1. 八月の濡れた砂 (吉岡オサム／むつひろし)
B-2. 遠い海の記憶 (井上真介／樋口康雄)
B-3. Easy Evil (Alan O'Day／E. H. Morris)
B-4. Knockin' on Heaven's Door (Bob Dylan)
B-5. ダンスはうまく踊れない (井上陽水)
B-6. 気まぐれ (石川セリ／井上陽水)
【参加ュージシャン】
= Side-A =
Drums ; Michael March Reznikoff
Bass ; 高橋ゲタオ
Guitars, Mandrin ; 笛吹利明
Guitars ; 東畑政行
Piano ; 佐藤準
Mini Moog ; 小田健二郎
Percussion ; 浜口茂外也
= Side-B =
Drums ; 渡嘉敷祐一
Bass ; 高橋ゲタオ
Acoustic Guitars, Mandrin ; 笛吹利明
Guitars ; 洪栄龍
Piano ; ジョン山崎
Mini Moog ; 小田健二郎
Percussion ; 浜口茂外也

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