*** CD ： JAP 2007 / Sound Circus / SCCD 23 ***
■ 新品日本盤 ■

●スペシャル特典：ジャケットステッカー
●DIGIPAKの初回仕様

あまりにも良い内容なので、発売元さんにお願いして仕入させてもらいました。
SWAMPレア盤もいいですが、2007年版メロウ・スワンプとも言うべきこれもいいぞ！！

Brinsley Schwarz関連商品一覧はこちら

ニック・ロウ、6年振りのニュー・アルバム『アット・マイ・エイジ』！！
パブ・ロック、ロンドン・パンクそしてニューウェイヴを生み出したブリティッシュ・ロック界のヘッドマスター、ニック・ロウの6年振りの新作は、ホーンやストリングス、カントリー・フレーヴァーで色づけされた2007年版メンフィス・ソウルの味わい。
スペシャル・ゲストはプリテンダーズのクリッシー・ハインドに、コマンダー・コディ〜Moonlightersのギター職人ビル・カーチェン！！

Tracklist:
01.A Better Man
02.Long Limbed Girl
03.I Trained Her To Love Me
04.The Club
05.Hope For Us All
06.People Change
07.A Man In Love
08.Love's Got A Lot To Answer For
09.Rome Wasn't Built In A Day
10.Not Too Long Ago
11.The Other Side Of The Coin
12.Feel Again

以下プレスリリースより・・・

ロンドンのどこかに、音楽の王国への鍵を持ったひとりのミュージシャンがいる。彼のもつ色とりどりの音の望遠鏡は、ロックからカントリー、ソウル、ポップといったあらゆる種類の音楽に向けられている。彼には、立ち入ることのできない領域などないのだ。それが本当 にリアルなグルーヴと良さを持っ ているならば。もう40年以上も活動を続けてきたにもかかわらず、このミュージシャンは今でもはじめてステージに上がったときのようにフレッシュだ。コツや近道などない。そんなものとはまったく違うのだ。彼の曲は地面のようにソリッドで、長たらしい誇大宣伝や重苦しさとは無縁である。そのミュージシャンとは、ブリティッシュ・ロックのヘッドマスター（校長）、ニック・ロウである。

彼の新しいアルバム『アット・マイ・エイジ』のリリースは大きく祝福されるべきものである。おそらくもっとも興味深いのは、アルバム『アット・マイ・エイジ』が本当の意味で「実現していなくてもおかしくない」アルバムであることだ。
「こいつは、自分から作ろうと思ったアルバムじゃないんだ」ニックはそう話す。「俺がレコードを作りたいと思うとき、ここ最近はいつもそうだったんだけど、まず最初に何かのアイデア、あるいはフィーリングが湧いてくるんだ。
そして2、3の新しい曲ができる。これが俺の主な仕事ってわけ。俺は多産なアーティストじゃないからね。これら2つの出来事が同時に起こったとき俺はみんなに電話をかけて、集まってレコーディングをするんだ。そして、それが上手く行くと、3つか4つの曲が言わばエンジンみたいな役割を果たして、そのレコードに入れる残りの曲やレコーディングを勢いづかせるんだ。でも、今回のアルバムには、そのプロセスがまったくなかった。この5年ぐらいの間、俺に起こっていたドラマのおかげでね」

ニック・ロウにとって、いつも量より質が重要だった。2001年、彼はアルバム『ザ・コンヴィンサー』をリリ−スした。このアルバムは、多くの人々から彼の長く輝かしいレコーディング・キャリアにおける数多くのハイライトの内のひとつと考えられている。しかし、その後、彼はすっかりスタジオから遠のいてしまった。時折行うショウ、一枚のライブ・アルバム（通販、会場販売のみ）、そして、それに関連する露出はあるものの、新しいスタジオ・リリースはまったくなかった。しかし今年、変化が訪れたのだ。ニックはいつものバンド仲間であるボビー・アーウィン（ドラム）、ゲレイント・ワトキンス（キーボード）、スティーヴ・ドネリー（ギター）の元へ戻ると、もう、彼らを止めるものは何もなかった。

もっとも大きな贈り物というものは、時に、ほとんど期待もしていないときに届けられるものである。なぜなら、一枚の曲集として、『アット・マイ・エイジ』は傑出した感覚をもつアルバムに仕上がっていたからである。そこにはニック・ロウの最新クラシックス「ア・ベター・マン」や「アイ・トレインド・トゥー・ハー・トゥー・ラヴ・ミー」が、いくつかの無名なカヴァー曲とともに収められている。チャーリー・フェザースの「ザ・マン・イン・ラヴ」やファロン・ヤングの「フィール・アゲイン」といったこれらのカヴァー曲は、常にエレガントなこの英国人のトレードマークとなっている。そして、特に驚いたのは、「ピープル・チェインジ」にプリテンダーズのクリッシー・ハインドが参加していることである。すべてがこうした卓越したスタイルと完璧な内容をもって完成されている。聴き終わった後には、この曲集が、長く会っていなかった友人であり、楽しい時間をもたらしてくれる音楽であり、そしてリスナーが悪い状況から抜け出す様を眺めているかのような感覚に襲われる。

ニック・ロウの作品が常にもつ、ひとつのクオリティーがある。それは彼が自分のやっていること、そして、それをどのように行いたいかをよく理解していることである。「彼らとは長く演奏して来たけど、いまだにいっしょにプレイするのが大好きなんだ。本当にグレイトなプレイヤーたちだし、俺のことをわかってくれている。それに彼らは本当にいろんな音楽をプレイできて、自分たちが何を嫌いかもちゃんとわかっているんだ。俺たちは今後もよろこんで何かに取り組むだろうね。でも、そいつの奴隷になったりはしないよ。俺にはあり得ないんだ。『次のアルバムに使いたいから、鼻フルートを買いにペルーに行く』みたいなことはね」確かにあり得ないだろう。絶対に。

ニック・ロウはこれまで、パフォーマー、ソングライター、プロデューサー、そしてオールラウンドなファンとして、音楽に終ることない影響を与え続けてきた。そんな彼といっしょにいると、いつもこのような疑問が湧いてくる。いったい彼はどの時点で皆に曲を発表しても良いと考えているのだろう？

ニックはこう話している。「アコースティック・ギターを手に取って、曲を一通り弾いてみるんだ。もし自分にその曲がちゃんと弾けて、しかも、その曲がまるで他の誰かが書いたかのように、あるいは誰か他の人のカヴァー曲を弾いているように感じたら、つまり、あまりに「自分」過ぎないなら、その曲は出来上がりってことになるんだ。俺は何か特別なものを作ろうなんて思っちゃいないんだ。自分がそんなことをするなんて、耐えられないよ。出来る限り、できるかぎり自然であるべきさ。そして、あまり「自分」過ぎない方がいいんだ。こいつが俺の内なるジャイロスコープだね。曲が出来上がったかどうか、こいつが教えてくれるんだ。」


※ご注文商品の発送は,毎週水曜日,土曜日に行っています。

※ご注文商品の発送は、毎週水曜日、土曜日に行っています。

※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。

★ご注文受付のメールが届かない場合
ご注文後通常は数分以内に「ご注文ありがとうございます」という自動メールが届きます。このメールが届かない場合はサイトのお問い合わせからお電話番号を添えてその旨ご連絡ください。
ご登録いただいたメールアドレスの入力間違いか、受信拒否設定をされていることが原因のことが多いです。
またまれにスマートフォンのキャリアメール（docomo.ne.jp, ezweb.ne.jp, softbank.ne.jp等）宛のメールが届かないことがあります。