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Tea And Symphony / An Asylum For The Musically Insane (Repro)
管理番号 3L-01493商品ID42714129
販売価格 4,880円(税込)
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3L-01493 - Tea And Symphony / An Asylum For The Musically Insane (Repro) - 4,880円(税込)
コンディション違い、仕様違いの同タイトル盤があるかもしれません。アーティスト名等で検索してみてください。

*** LP : ?? / ?? (69) / Harvest / STVL 761 ***
■ コンディション ■
A / A
ジャケットはリングウエアや抜けのない、中古としては申し分のないコンディションです。
盤面にはひげや気になるもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
20年以上前に出回ったリプロです。

オリジナルは英国Harvestという由緒正しきレーベルから69年に発表されたバーミンガムの3人組サイケ・フォーク・グループ、ティー・アンド・シンフォニー(Tea and Symphony)の大傑作です。
音を聴いたことはなくても、このコラージュ過多なジャケット(アルバム・サイズじゃないと面白くないでしょう)が気になっていた方は多いのではないでしょうか?
日本ではプログレ方面で話題になりこそすれ、実はアコースティック・ギターとパーカッションが中心でフルートなどが絡むヒッピー・フォークです。
とはいっても、インクレディブル・ストリングス・バンドみたいに垂れ流しじゃないし、コーマスみたいなドギツサもないし、初期のTレックスみたいに洗練されてもいないし、とにかく唯一無二の純度の高い英国産アシッド・フォークの大傑作で、ファンタジックといえばいいのか、ミスティックといえばいいのか、変てこりんな楽曲を収録しています。
プロデュースにあたっているのがZombies、Bonzo Dog Band、David Bowie、Elton Johnを手掛けた名匠ガス・ダッジョン(Gus Dudgeon)ということで、1枚のアルバムとして完成したのでしょう。
演奏はアコースティック・ギターとパーカッションがメインで、フルートやカズー、チェロやキーボードが気儘に加わる愉快なもので、ジャケットのように絵具ぶちまけたみたいな感じで非常にユニークなのに親しみやすいメロディで聴きやすいのです。
英国的ユーモアもモンティー・パイソンのように英語が理解できなきゃ伝わりにくいものではないし、「呪術的」といわれるヴォーカルもコーマスのようにオドロオドロしいものではなく、陽気ですっ呆けているんです。
レーベルとジャケットから飛びついたプログレ方面ファンが戸惑い「オカルト的」「呪術的」としか書けないのもなんとなく分かりますが、アシッド・ロック・ファンには何一つ違和感のない王道アシッド・フォークで、ちょっとプログレぽいと感じる部分もあるのは「時代」で今のようにジャンルが細分かされていなかった70年前後には吐いて捨てるほどあるのはご存知の通りです。
んだが、確かに不思議なサウンドで他に比類はなく、思い切りキメテ演奏した音源をシラフになって整えたような整然とした感じのあるよね。
個人的に大好きなのは……
まずは、ベイカールーでお馴染みのクレム・クレムソン(Clen Clemson)のエレクトリック・ギターとピアノがブルージーなのに、ほどよく眠気を誘うA-5「The Come On」でして、これは名曲だと思います(もっとも誘眠指数からしてヒットはしないか)。
そしてB-1「Terror In My Soul」……これもヘンテコな曲でクラシカルながらも酔っ払ったピアノに「フォーキー」としかいいようのない生ギターが被さって始る奇怪な曲ですが、キャッチーでメロディアスな不思議な曲です。
以上の2曲が大好きなのですが、他の曲も例えようのない魅力があるのに、シングルでのヒットは望めない曲ばかりという不思議なアルバムです。
いくらメジャーからのアルバムでも、そんな内容じゃ当時売れなかったのも無理はなく、例のレア盤本でも紹介されています。
すんげー面白いアルバムですよ!
【収録曲】
A-1. Armchair Theatre
A-2. Feel How So Cool The Wind
A-3. Sometime
A-4. Maybe My Mind (With Egg)
A-5. The Come On
B-1. Terror In My Soul
B-2. Travelling Shoes
B-3. Winter
B-4. Nothing Will Come To Nothing
【参加ミュージシャン】
Clem Clempson ; guitar
Jeff Daw ; flute, guitar, vocals
Gus Dudgeon ; drums
James Langston ; guitar, vocals, woodwinds
Nigel Phillips ; keyboards, vocals, percussion
Bob Lamb ; drums



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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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