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*** LP ： USA / 69 / Smash / SRS 67115 ***
■　コンディション　■
B / B+
RW ; ジャケット表裏ともに薄いリングウエアがあります。
DH ; ジャケット右下に3mmほどのドリルホールがあります。
ジャケット右上が3cmほど、底が8cmほど割れています。
四隅に打った痕があり、多少皺が寄っています。
盤面には擦れがあり、プチノイズを拾うでしょう。

テキサス・ミュージックとはブルース、カントリー、テハーノ(テックスメックス=テキサス＋メキシコ)、ロックンロールなどを内包している音楽ということでしょうか。
Doug SahmはそんなテキサスのRoots MusicにBritish Beat風味を加え、さらにGrage Punkに通ずるサイケな雰囲気をごった煮にしたサウンドを確立しました。
Doug Sahmの男っぽい骨太のVocal、BluesやWestern SwingやPolkaまでこなす柔軟性に富んだリズム・セクション素晴らしいのですが、なんといってもAugie Meyersが繰り出すVox Continental Organでモールス信号のようにチープなリフがアルバム全体を覆いつくしており、妙な脱力感を醸し出し唯一無二の個性となっています。
後のイギリスのPub Rockにも通ずる雑種性と人懐っこさを持った懐の広い音楽です。
【収録曲】
A-1 Mendocino (Sahm) 2:40
A-2 I Don't Want (Sahm) 3:45
A-3 I Wanna Be Your Mama Again (Sahm) 3:10
A-4 At the Crossroads (Sahm) 4:30
A-5 If You Really Want Me to I'll Go (McClinton) 2:35
B-1 And It Didn't Even Bring Me Down (Fierro, Morin, Sahm) 2:30
B-2 Lawd, I'm Just a Country Boy in This Great Big Freaky City (Sahm) 2:45
B-3 She's About a Mover (Sahm) 3:20
B-4 Texas Me (Meyers, Morin, Perez, Sahm) 2:35
B-5 Oh, Baby, It Just Don't Matter (Sahm) 3:15
【参加ミュージシャン】
Harvey Kagen ; Bass
Augie Meyers ; Organ, Piano, Keyboards
Frank Morin ; Horn, Vocals
John Perez ; Drums
Harvey Regan ; Bass
Doug Sahm ; Fiddle, Guitar, Pedal Steel, Violin, Vocals

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