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*** LP ： USA / 63 / Vangurd / VRS-9139 ***
■　コンディション　■
B+ / A-
RW ; 表ジャケット下部にリングウエアがあります。
SPSE ; 表ジャケット右上にシールの剥し跡があり、2mm以内の小さな剥れがいくつかあります。
四角に角打ちがあります（底の2角は各々1.5cm四方以内に皺が寄っています）。
盤面にはひげが散見されるので「A-」にしましたが、聴いた限り気になるノイズは拾いませんでした。
発売当時の内袋を付属（破れなし）。

ボストンを本拠に活動していたジム・クエスキン・アンド・ジャグ・バンドのデビュー作（63年）。
結成のきっかけとなったのはジム・クウェスキンがジェフ・マルダーとのセッションで気が合い、フリッツ・リッチモンドらを誘ったそうです。
60年代にニューヨークを中心に60年代に米国でおこったジャグバンド・リバイバル・ブームの中心的存在な存在がこのバンドで、他のジャグ・バンドは短命に終わりましたが、ジム・クエスキン・ジャグ・バンドは5年の活動中に4枚のオリジナル・アルバムを残しています。
4枚のアルバムには1枚も駄作はありませんが、マリア・マルダーが参加前の本作がもっともブルース色が強いと思います。
ギター、バンジョー、マンドリン、カズー、ジャグ、ウオッシュタブ・ベースなどを駆使し、シリアスかつユーモアのあるグッド・タイム・ミュージックを披露しています。
ジェフ・マルダーはA-2「Sweet Sue」、A-5「Wild About My Loving」、B-6「Going To German」などで表現力の豊かな歌声も聞かせてくれます。
【参加ミュージシャン】
Jim Kweskin、Geoff Muldaur、Bob Siggins、Bruno Wolf、Fritz Richmond
【収録曲】A-1 Washington At Valley Forge
A-2 Sweet Sue
A-3 Overseas Stomp
A-4 Coney Island Washboard
A-5 Wild About My Loving
A-6 Mobile Line
A-7 I'm Satisfied With My Gal
B-1 Newport News
B-2 My Gal
B-3 Borneo
B-4 Hawaii
B-5 Beedle Um Bum
B-6 Going To German
B-7 Boodle Um Shake

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