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*** LP ： Japan 74 / Epic Sony / ECPM-72 ***
■　コンディション　■
A- / A
目だったダメージはないのですが、ややくすんでおり経年の疲れを感じるので「A-」にしました。
盤質はひげはないのですがうすい擦れがあるので、やはり「A-」にしました（音に影響はないと思われます）。
国内盤（マレー･マクロクラン『日々の流れ』）で、帯もライナー＆歌詞･対訳も付いています。

「ニール･ヤング、ザ･バンド、ジョニ･ミッチェルを産んだカナダが自信を持って送り出すスーパー･スター！カナダのグラミー賞を独占したマレー･マクロクランの時代がやって来た。時には激しいサウンドに、時には優しいサウンドに乗せて心を震わせる素晴らしい詩に聴く者の知性はくすぐられる！」（帯より）
渋谷ブラックホーク周囲では熱心なファンが多かったと聞くが、その周辺以外ではあまり名前も聞かないカナダのSSW……最近はぱったりと名前を聞かなくなりました。
マレー･マクロクランの多くのアルバムが、いかにも故･松平氏好みの言葉と最低限の楽器のみというストイック過ぎるほどストイックなところに原因があるような気がします（故･松平氏の音評価はものすごく説得力はあるが、自分の好み以外のものは受け容れない堅苦しさもある……と「ブラックホーク99選」を初めて読んだ時から感じ続けています）。
英語の歌詞なんてとても聞き取れない私としては、マレー･マクロクランのアルバムは退屈以外の何物でもないのですが、本作だけは別！
単純明快で、Amos Garrett(g)、Chris Parker(ds)、Dennis Pendrith(b)の3人を率いたバンド編成でして、絶頂期のAmosのギターがこれほど聴き取りやすいレコードもないのです。
40歳前後のAmosファンでも本作を見たことがない、知らないという方は結構多いのではないでしょうか？……それくらい紹介されないアルバムです！
本国では（個人的に大好きな）Bruce Cockburnと同じ「True North」からアルバムを発表していますから、作風も同時期のBruce Cockburnを思い描いていただければ、まず間違いないと思います。
＜参加ミュージシャン＞
Bernie Finkelstein ; Vocals (bckgr)
Amos Garrett ; Guitar (Electric)
Murray McLauchlan ; Guitar, Harmonica, Keyboards, Vocals, Lyricist
Chris Parker ; Drums
Dennis Pendrith ; Bass
Chris Skene ; Vocals (bckgr)
＜収録曲＞　全曲オリジナル
A-1) Hurricane of Change 3:06
A-2) Revelations 4:44
A-3) Linda, Won't You Take Me In 2:57
A-4) The Fool Who'd Watch You Go 4:53
A-5) Two Bit Nobody 3:38
B-1) Six for Five 3:41
B-2) You Need a New Lover Now 3:39
B-3) Golden Trumpet 4:40
B-4) Paradise 5:38
B-5) Midnight Break 5:11

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