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レコードプレーヤー特集
音が違う!!









Affinity / Affinity (US)
管理番号 2L-07572商品ID119144368
販売価格 12,800円(税込)
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2L-07572 - Affinity / Affinity (US) - 12,800円(税込)
*** LP : USA 1970 / Paramount / PAS-5027 ***
■ コンディション ■
B+ / B / CO
ジャケット:開口部下部に小さな切れ込みカット。四隅スレ。上下辺軽いスレ、背表紙は折れ目にスレ。表面はけっこうスレが出ていますがジャケットに溶け込んであまり目立たない印象。中面は薄スレ少しできれいです。
ディスク:レーベルはヒゲ無し。A面は薄スレはあるものの傷というほどのものはなく良好です。B面は薄スレやや多めです。B1の後半に小傷があり10回程プツ音を発します。またB3の終盤にも小傷がありやはり10数回プツ音を生じます。いずれも凶悪な音ではないので鑑賞には影響しないと思いますが美品をお求めの方はご注意ください。これ以外は単発的なチリプチのみで普通に鑑賞できると思います。
パラマウントの穴開きビニール内貼り内袋付属。

キーフ(Keef)によるジャケットがあまりにも有名なアフィニティの唯一作です。
ジャケットの美しさと溝に刻まれた高水準な内容もあって、トゥリーズの2ndと共に30年以上前からのプレミア盤でした。
様々な形態で再発や発掘音源が出ていますが、英国オリジナルの価格は高騰するばかりで、もはや5桁で出てくることはまずないでしょう。
スパイラル「Vertigo」の英国盤は、本作発表後間もなくレーベルが切り替わったために廃盤となり、20年近く再発されなかった糞レアでした。
レーベルが「Paramount」のため軽く見られていたこの米国盤もほとんど見かけなくなりました。元々(特にアメリカでは)売れたとは考えにくく、印象的なジャケットもきちんと見開きジャケットで再現しています。

Vertigoからの発表、キーフによるジャケットの印象のせいで「プログレッシヴ・ロック」ファンの間で支持されてきましたが、まったくといってもいいほどいわゆるプログレ色はなく(便宜的にプログレに分類していますが)、ジャズ・ロックをベースにブラスを導入したブルース・ロックとアシッド・フォークで味付けをしたアルバムで、秀逸なジャケットの魅力と深い霧の遠くから響いてくるサウンドの魅力が見事に合致しており、ヒプノシスのジャケットで有名なトゥリーズの2枚目と同様どこを切っても「70年前後の英国特有」のものですね。
最大の魅力が、リンダ・ホイールの美しくて澄んだ、ちょっぴりハスキーな声質なのに力強いヴォーカルと鮮烈な印象を残してくれる迫力満点のハモンド・オルガンであることは間違いありませんが、強力にうねるリズム・セクションと控え目ながらも美しいアコースティック・ギターと随所で切り込んでくるファズ・ギターも大変趣味が良く、バンドとしての一体感が素晴らしい名盤です。
収録曲7曲のうちカヴァーが5曲をしめますが、残りの2曲のクオリティーも非常に高く、本作のみで解散したことが惜しまれます。
ジャンルを問わずに70年前後の英国音楽のファンなら、ジャケットに騙されたと思って買っても、後悔することのない歴史的名盤です。

試聴も兼ねて久し振りに聴いたので、各曲の簡単な印象を述べておきます。
A-1「I Am And So Are You」はアラン・ハルのカヴァーで、ジョン・ポール・ジョーンズがアレンジを担当したブラスとストリングが格好いいブルース・ロックです。
A-2「Night Flight」はメンバーによるオリジナルで、英国フォークの香りが漂う静寂に包まれた部分と70年代初頭のハード・ロック然とした激しい部分を歌い分けるリンダ・ホイールの張りのあるヴォーカルが何よりも印象的で、インスト・パートでのオルガンとの対比も素晴らしい、このグループの持ち味がすべて凝集されたような曲です。
A-3「I Wonder If I Care As Much」はエヴァリー・ブラザースの曲をジョン・ポール・ジョーンズが大胆なアレンジを施したドラマティックながらも混沌とした演奏で、控え目ながらもファズ・ギターが彩りを与えています。
A-4「Mr. Joy」は70年代後半に脚光を浴びるアーネット・ピーコックの曲で、ちょっとプログレッシブな演奏ですが、リンダ・ホイールのヴォーカルに焦点を当てたバラードです。
B-1「Three Sisters」は本作2曲目のメンバーによるオリジナルで、グルーブ感のあるリズムが非常に格好いいハード・ロックで、ハモンドとファズを効かせたギターとベースのアンサンブルに負けないリンダ・ホイールの力強いヴォーカルに感服です。
B-2「Cocoanut Grove」はラヴィン・スプーンフルの曲で、アコースティック・ギターと森の奥から木霊してくるようなヴィブラホーンをバックにリンダ・ホイールと歌う静かな小曲ですが、激しいB-1とB-3に挟まれていて見事なアクセントになっています。リンダ・ホイールのヴォーカリストとしての資質を認識させてくれる個人的には最も好きな曲で、つくづく「SSWタイプのアルバムを残して欲しかった」と思います。
B-3「All Along The Watchtower」はボブ・ディラン作であまりにも有名な曲で数多のカヴァーがありますが、アフィニティはハモンドを大胆に使用したアレンジで挑んでおり、B-1と同様にグルーブ感のあるリズムの疾走感に加えて、間奏部分でのサイケな味付けを塗しており、11分を越える長尺の演奏なのに一切だれたところのない名演で、誰もが言うとおり本作のハイライトですね。



A-1. I Am And So Are You (A. Hull) 3:30
A-2. Night Flight (M. Jupp-L.Hoyle) 7:15
A-3. I Wonder If I Care As Much (Don and Phil Everly) 3:19
A-4. Mr. Joy (A. Peacock) 5:03
A-5. Eli’s Coming (L. Nyro) 3:26
B-1. Three Sisters (L. Naiff-L. Hoyle) 4:56
B-2. Cocoanut Grove (J. Sebastian-Z.Yanovsky) 2:34
B-3. All Along The Watchtower (B. Dylan) 11:37
B-4. United States Of Mind (A. Hull) 2:44

Linda Hoyle ; Vocals
Lynton Naiff / Piano, Electric Piano, Harpsichord, and Vibraphone
Mike Japp ; Electric, Acoustic, and 12-String Guitars
Mo Foster ; Electric , and Double Bass
Grant Serpell ; Drums and Percussion
Produced by John Anthony

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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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