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*** LP ： USA 1974 / Capitol / ST-11224 ***
■　コンディション　■
B+ / A-
ジャケット：四隅、四辺スレ。表裏は薄スレがそこそこ出ています。
ディスク：レーベルはヒゲ無し。盤面は薄スレちらほらの美品です。

キャシー・マクドナルドが74年にリリースした唯一作（CD時代に新作はありますが）「精神病棟」。
ジャニス・ジョプリンが抜けた後のビッグ・ブラザー＆ホールディング・カンパニーに正規ヴォーカリストとして迎えられたのが一番有名なキャリアですが、60年代からアイク・アンド・ティナ・ターナー、レオン・ラッセル、ジョー・コッカー、デラニー・アンド・ボニー、ローリング・ストーンズ「メインストリートのならず者」など多くの名盤に参加してきた実力派です。ちなみに80年代はLong John Baldryと行動を共にしてきました。
本作はそんなキャリアを持つ彼女の遅すぎたソロ・デビュー作で素晴らしいファンキー・スワンプ作に仕上がっています。
ビージーズの「To Love Smoebody」のカヴァーは亡くなった忌野清士郎も一目置いていたらしい美しいソウルバラードな出来、ニール・ヤングが提供した「Down To The Wire」はBuffalo Springfield時代に書いた曲で当時は未発表、プレスリーの「Heartbreak Hotel」はロニー・モントローズが参加してヘヴィーなアレンジになっているなど聴き所の多いアルバムです。
一番はスライ・ストーンとのデュエットが強烈なタイトル曲で文句なし。
個人的にも大昔に死ぬほど聴いた愛聴盤でものすごく愛着があります。
昔からスワンプ名盤として聴き継がれてきたアルバムです。
強力推薦盤！



A-1 Bogart To Bowie (P.Sears, K.McDonald) 4:07
A-2 To Love Smoebody (R.Gibb, B.Gibb) 4:32
A-3 (Love Is Like A) Heat Wave (Holland, Dozier, Holland) 2:03
A-4 Threw My Love Away (P.Sears, K.McDonald) 2:56
A-5 Freak Lover (Mark Unobski) 3:36
A-6 Down To The Wier (Neil Young) 2:53
B-1 Heartbreak Hotel (Axton, Durden, Presley) 2:32
B-2 If You Need Me (Pickett, Bateman, Sanders) 2:52
B-3 Somethin’ Else (E.Cochran, S.Sheeley) 2:45
B-4 All I Want To Be (Peter Frampton) 3:41
B-5 Insane Asylum (Willie Dixon) 6:05

David Briggs ; Producer
John Cipollina ; Guitar
Papa John Creach ; Violin
Greg Douglas ; Guitar
Aynsley Dunbar ; Drums
Bobbye Hall ; Percussion
Stuart "Boots" Houston ; Horn
Nils Lofgren ; Guitar
Kathi McDonald ; Vocals
Jim McPherson ; Bass
Ronnie Montrose ; Guitar
Gary Philippet ; Guitar
The Pointer Sisters ; Vocals
Neal Schon ; Guitar
Pete Sears ; Bass, Keyboards
Sylvester "Sly Stone" Stewart ; Vocals
Tower of Power ; Horn
Mark Unobski ; Guitar

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