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*** LP ： USA / 77 / Capitol / ST-11605 ***
■　コンディション　■
B+ / A
DH ; ジャケット右下に直径1cmほどのドリルホールがあります。
四隅に打ち跡があり、厚手のジャケットではないため、寄れと皺が少々あります。
盤面はひげが数本ある程度で気になる擦れはなく、中古としては上々のコンディションです。
歌詞の載った内袋を付属していますが、3方とも破れています。

ナッシュビルのSSW、James Talleyの3枚目（77年）はカントリーよりのスワンプ・アルバムの傑作。
「Blackhawk99選」に選ばれなかったのが不思議なアルバムですが、25年以上前にもらった「Small Town Talk」誌（何号かは不明です）に載った松平氏のレコ評を抜粋しておきます。
「このナッシュビルのSSWも、凡百の同輩達とは一線を画したアルバムにおける“主人公”の風格を保っています。……歌声の適度なアクと、サウンドの適度なシンピリティーは、シティー・ミュージック調も製造し始めた昨今のナッシュビルにあって、明るく堂々と、アメリカン・ミュージックのカントリー・サイドを謳歌しています」
派手さを抑えた燻し銀のようなバックの演奏に寄り添うように歌うJames Talleyの声質が、柔らかくて、暖かくて、最高です。
なお一度CD化されましたが、ジャケットは写真部分を中心にトリミングされており、オリジナル・ジャケットの味わい深さを台無しにしています。
【収録曲】
A-1. Bluesman 2:50 A-2. Alabama Summertime 2:49 A-3. Everybody Loves a Lovesong 3:14 A-4. Magnolia Boy 3:12 A- 5. Mississippi River Whistle Town 4:26
B-1. Daddy Just Called It the Blues 4:25 B-2. Up from Georgia 2:41 B-3. Migrant Jesse Sawyer 5:17 B-4. You Know I've Got to Love Her 3:37 B-5. When the Fiddler Packs His Case 3:15
【主な参加ミュージシャン】
James Talley ; Guitar, Vocals, Produce
Rick Durrett ; Piano
Dave Gillon ; Slide Guitar
Johnny Gimble ; Fiddle, Mandolin
Josh Graves ; Dobro
Doyle Grisham ; Pedal Steel
Steve Hostack ; Guitar
B.B. King ; GuitarMike Leech Bass
Andrew McMahon ; Organ, Piano, Keyboards
Clark Pierson ; Percussion, Drums
Billy Puett ; Clarinet, Saxophone, Wind
Don Sheffield ; Trumpet
Jerry Shook ; Guitar, Banjo, Harmonica
Tommy Smith ; Trumpet, Arranger, Horn
Mary Jo Talley ; Vocals, Vocals (bckgr)
Kyle Tullis ; Bass
Reggie Young ; Guitar

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