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*** LP ： UK 1988 / Dambustar / DAM021 ***
■　コンディション　■
B- / A- / TOC-I
ジャケット：薄いニス加工のぺらジャケ。四隅、四辺はきれい。正面は右上に4cmほどの破れ、薄汚れ少し。裏面は左上と右上に大きな破れがあります（写真参照）。軽い波打ちが見られるので水濡れがあって隣のレコードとひっついてしまい、剥がすときに破れた感じでしょうか。
ディスク：レーベルはヒゲが少々。盤面はごくわずかな使用感のみの美品です。ただしB面に光の加減で波紋のようなまだら模様が生じます。音への影響は全くありません。
マトリクスはA1/B1。

ヴィッキー・クレイトンの88年作「ロスト・レディ・ファウンド」。
元Ragged Heroesの歌姫、Fairportのライブ参加をはじめとして、いまや英国フォークシーンになくてはならない存在となったヴィッキーの大傑作2ndソロ作です。
発表もCD時代に突入した直後で、しかもマイナー・レーベルのため、発売当時からLP入手はなかなか困難だった1枚です。
基本はギター弾き語りで曲によってベースやシンセが入るといったシンプルな構成で、ゆったりと落ち着いた内容です。
オリジナルとトラッドが半々ぐらいというのも、なんとも好い塩梅。
よく言われるようにサンディ・デニーの再来を思わせるしっとりとした情感あふれる歌唱は、全く飽きさせることなくアルバム1枚を聴かせてしまいます。
物凄くシンプルなアルバムですが、B-4) の厳かな楽曲から最終曲のゴードン・ギルトラップ作で本人もギターで参加している流れでアルバムが終わる部分にムチャ弱いです。
80年代英国フィメール・フォークの最高作？というか60年代まで遡ってもフィメール・フォークBEST10に自信を持って押せる逸品です。
近頃はほとんど見かけなくなり、すっかりレア盤扱いされるようになってしまいました。
超強力推薦盤！！

難あり特価です。









A-1) Lisbon [Vikki Clayton] (02:20)
A-2) The Mermaid [Vikki Clayton] (04:01)
A-3) The false bride [Trad.] (04:30)
A-4) Locks and bolts [Vikki Clayton] (04:20)
A-5) Lost lady found [Trad.] (05:35)
B-1) Wanton Mary [Vikki Clayton] (03:44)
B-2) Bushes and briars [Trad.] (04:35)
B-3) Lady Margaret [Trad.] (03:52)
B-4) The two magicians [Trad.] (04:45)
B-5) The Passing of a queen [Gordon Giltrap] (03:23)

Bass, Synth - Ian Leese (tracks: A3, A4, A5, B4)
Fiddle - Ian Rushmer (tracks: B4)
Guitar - Andy Hatt (tracks: A3)
Guitar, Synth - Gordon Giltrap (tracks: B5)
Piano, Synth - Paul Ogden (tracks: B2)
Vocals, Guitar - Vikki Clayton

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