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*** LP ： Japan 1971 / Carnaby 東芝 / IYP-80524 ***
■　コンディション　■
B / A / SPSE
ジャケット:ざら紙の雰囲気抜群のジャケットです。上辺の3/4ほど背表紙のほとんど全部が割れ（きれいに割れてるので内側からじっくり取り組めばかなり修復可能です）。正面は開口部沿いに2cm幅程度の経年の色焼け、それ以外はまずまず。裏面も経年の薄シミ程度でまずまず。全体に割れ以外はきれいな印象の良品です。
ディスク：新品同様極美品です。
帯付（天辺で切れています）。解説付属。フラップ付き片側穴あき内袋付属。

ゲイリー＆スチューの唯一作「ハーラン・フェア」。
元鬼レア＆鬼高で知られる"Koobas"〜英国スワンプの裏名盤"Harlan County"のヴォーカリストだったスチュアート・リースウッドと、同じく"Harlan County"のギタリストだったゲイリー・サルシュによるデュオ名義のアルバムです。
さらにプロデュースとアレンジを担当しているバリー・ガードはハーラン・カウンティのドラマーだった人ということで、ハーラン・カウンティの2ndみたいな位置づけも可能です。
ハーラン・カウンティは米国の激渋ソングライターでBrinsley Shwarzが熱烈リスペクトしていたJim Fordの代表曲代表曲からバンド名をとったものでした。音は白人R&Bが7割に、60年代的甘酸っぱいポップ色3割という感じの作りでしたが、ゲイリー＆スチューはちょうどこれを逆転させたようなサウンドです。
すべて自作の曲がとてもよくできていて、ビートルズを意識したような秀逸なメロディの連続です。ソングライターとしての才能全面開花って感じですかね。掛け値無しで捨て曲一切なし。スチューの繊細で甘いヴォーカルやゲイリーとのデュエットもばっちり。ハーラン・カウンティ路線の熱いR&Bヴォーカルももちろん健在です。ちなみに帯のたたき文句は「ビージーズのように美しくサイモンとガーファンクルのように優しいデュエット・・・」とうことでちょっと笑っちゃいますね。
当店的には「ハーラン・カウンティ」関連として捉えていますが、近年ソフトロック、ソフト・サイケ方面から熱烈支持を受けていて評価急上昇。恐ろしいレア盤になってしまいました。
ソフトサイケ、ドリーミーポップの名作。

独自デザインジャケの激レア日本盤。貴重な白ラベルの見本盤。帯付です！











[A]
1 Harlan Fare
2 Man Of Many Faces
3 Hey Man
4 Rainbow Coloured Morning
5 Lemon City
6 Sweet White Dove
[B]
1 Long Long Line
2 Darlin' Jill
3 My Daddy Was A Movie Star
4 Good Lady Fair
5 Peek-A-Boo
6 Country Fever

All songs composed by Sulsh / Leathwood with some help by Barrie Guard.

Stuart Leathwood
Gary Sulsh
Arranged & Produced By Barry Guard. - A Carnaby Recording.

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