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*** LP ： UK (Scotland) / 84 / Dunkeld / DUN002 ***
■　コンディション　■
A- / A
SPSE ; 底に8cmほどの底割れがあります（表ジャケットへのダメージはありません）。
純白が基調となっているジャケットのため、どうしても経年の極薄い染みが出ています。
盤面はひげが数本ある程度で、目立った傷はなく、中古としては上々のコンディションです。

スコットランド出身のトラッドをルーツとするSSWの84年の5作目です。
Dougieは楽器の腕も相当達者で、ギターやフィドル、キーボードやパーカッションも自分で演奏し、録音場所も彼のスタジオ……つまり「あまり知られていないMike Oldfeild」もしくは「仰々しくないMike Oldfeild」といったところでしょうか？？？
……ってかアタシャ、Nic Jonesに近い質感を感じてしまい、昔は地味すぎてつまらなかったのに、25年ぶりに聴いて最高に心に染み込んでくるミュージシャンです（2009年9月現在）。
84年5作目となる本作は、Dougieのフィドルを重点的に聴かす作品で、多重録音のインストが続きますが、腕自慢に陥ることもないところが、他のTrad系ソロ・アルバムとは違います。
んでもってね、多重録音のFiddleをメインとしたインストが続く中、B面の途中でDougieが突然唄いだし、その歌声には心が痺れるほど感動してしまいます。
行った事もないからわからないのですが、きっと「スコットランドの朝」もしくは「スコットランドの午後の木漏れ日」に紅茶を飲みながら聴いたら、タマランのでしょうね。
大推薦です！
【収録曲】
01. The Osprey
02. Bob MacIntosh/Atholl Arms/Ku-ring-gai Chase
03. Farewell to Craigie Dhu
04. The Tattie Ball/When Are You Coming Over?
05. Mr and Mrs MacLean of Snaigow
06. Roy Ashby's/Buckney Burn
07. One Summer's Morning
08. The Ferry
09. Spotswells/Riechip/Leduckie
10. The Centre.

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