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*** LP ： USA / 74 / CBS / KE 33344 ***
■　コンディション　■
A- / A-
CO ; ジャケット右上に2cm×2cmほどのカットアウトがあります。
RW ; 裏ジャケット上部にリングウエアがあります。
盤面にひげはないのですが、B-5に音に出ない擦れがある1本あるので「A-」にしました。
歌詞とデータの載った内袋が付いています。

カナダのアーティストって不思議な魅力がありますよね……人間的な暖かさがあるのに、厳冬の凍てついた空気のように澄み切った感覚は、SSWにもサイケにも共通しているように思います。
さて、今日まで知らなかったのですが、Murray McLauchlanは幼い頃にScotlandからTorontoに移住したそうです。
んでもって、17歳で家を飛び出し放浪生活……デビュー前のJackson Browne、James Taylor、David Wiffen、Joni Mitchellらの曲をいち早く取り上げたことはよく知られています？
数多くのアルバムを発表していますが、はっきり言って聴く価値のあるのは、この4枚目まででしょう。
同時代のSSWはどこか醒めた淡々とした唄い方をしていますが、Murrayはシンプルなフォーク・ロック・サウンドに乗せてにガッツ丸出しのソウルフルなヴォーカルが魅力ですね（「黒っぽい」とは違います）。
スコティッシュ・トラッドっぽいイントロの曲や、カントリー風のフィドルやスライドをフューチャーした曲など曲調はかなり華やかなアルバムですが、白眉はタイトル・ソングでして、Bruce Cockburnがアコギで絶妙のフレーズを聴かせてくれます。
Murray McLauchlanに、Dennis Pendrith（b）Chris Parker（d）を基本編成に、楽曲ごとに数人のミュージシャンが参加しています。
【収録曲】
A-1 Down By The Henry Moore 04:34
A-2 The Next In Line 04:18
A-3 Honey, Let's Get Up And Dance 03:49
A-4 Shoeshine Workin' Song 05:18
B-1 Tonight 03:58
B-2 Takin' My Leave 02:46
B-3 Do You Dream Of Being Somebody 03:32
B-4 Ragged Hobo Bums 03:58
B-5 Sweeping The Spotlight Away 04:43
【主な参加ミュージシャン】
Murray McLauchlan ; Vocal, Guitar, Harmonica, Piano
Dennis Pendrith ; Bass
Chris Parker ; Drums
Mike McKenna ; Guitar
Bruce Cockburan ; Guitar on B-5

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