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*** LP ： Japan / 86 / CBS Sony / 28AP-3148 ***
■　コンディション　■
A / A
日本盤には珍しいシュリンク入りのジャケットは、極美品です。
盤面にはひげが数本ありますが、気になる傷やスレはなく、中古としては申し分のないコンディションです。
歌詞、対訳、解説の載った4ページのライナーと帯を付属しています。

「ラズベリー・アンダーグラウンド」……そんなこじゃれた言葉はどうでもいいんだが、80年代中頃に「ネオ・サイケ」ブームがありました。
そんな中で、「ママス・アンド・パパスとシーズ（スカイ・サクソンのいたバンドね）の出会い」と評され、大ヒットを連発したのがバングルスでした。
「大ヒットを連発」ってな事実でマニアを気取る方面には軽視されがちですが、どんでもない！
ヒット曲「Manic Monday」は偽名ながらバングルス、というよりもスザンヌ・ホフスに夢中だった大スターPrince提供曲であることは有名ですし、80年代中頃ようやく再脚光を浴び始めたアレックス・チルトンのB-3を選曲しているセンスはタダモノではない、加えて12曲中8曲はオリジナル曲なのですね！
脳味噌とけかかってるおいぼれヒッピーまで夢中にさせたスザンヌ・ホフスにばかり注目が集まりますが、実はバングルスは4人のメンバー全員が楽器を演奏しているのです。
個人的には、世代的に「ラズベリー・アンダーグラウンド」、「ネオ・サイケ」にドップリのはずなのに全く興味が湧きませんでしたが、バングルスだけは今でも別です。
VickiとDebbiのPatterson姉妹はバンド解散後、オルタナ・カントリー系では有名なContinental Driftersを結成し、フェアポートやリチャード・トンプソンの楽曲をカヴァーした大傑作を残していることから推測するには、なにもわからないなりに「60年代の香り」を感じていたのでしょう。
なお、アタイもメロメロのスザンヌ・ホフスにばかり注目が集りますが、リード・ヴォーカルは4人が分けあっています。
【メンバー】
Susanna Hoffs ; Guitar、Vocal
Vicki Peterson ; Lead Guitar、Vocal
Debbi Peterson ; Drums、Vocals
Michael Steele ; Bass、Vocals
【収録曲】
A-1. Manic Monday (マニック・マンデー) 3:03
A-2. In A Different Light (シルヴァー・スクリーンの妖精) 2:50
A-3. Walking Down Your Street (ウォーキング・ダウン・ユア・ストリート) 3:02
A-4. Walk Like An Egyptian (エジプシャン) 3:22
A-5. Standing In The Hallway (ホールウェイに立ちすくみ) 2:53
A-6. Return Post (リターン・ポスト) 4:19
B-1. If She Knew What She Wants (ホワット・シー・ウォンツ) 3:47
B-2. Let It Go (レット・イット・ゴー) 2:29
B-3. September Gurls (九月の少女) 2:42
B-4. Angels Don't Fall In Love (恋に堕ちた天使) 3:21
B-5. Following (フォローイング) 3:19
B-6. Not Like You (ノット・ライク・ユー) 3:05

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