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*** LP ： UK / 1970 / Island / ILPS9130 ***
■　コンディション　■
A- / A-
ジャケは繊細なテクチャードなので、多少の使用感、四スミの多少のスレはありますが、しっかりとしたコンディションです。
裏のトラックリストは、リリース直前に収録曲から"Poor Will And The Jolly Hangman"を削除したために急遽ブラックを敷いてゴールドの文字を載せたもので、貴重な初期プレスのものです。
盤面はひげが数本ある程度で中古としては申し分のないコンディションですが、B面にヘアラインがあるので「A-」にしました（ノイズは拾いません）。
マトリクスは「A v 311 / B v 311」の初期プレスです（当然、裏ジャケットにもレーベルにも「September Production」のマークが入っています）。
PATENT NO.入り白インナーバッグ付属（破れなし）。

フェアポート・コンヴェンションというと人によって好きなアルバムがけっこう分かれますが、でもエレクトリック・トラッドの頂点を極め、「ブラックホーク99選」にも選ばれ本作を挙げるのに異論のある人は少ないのではないでしょう。
前作「Liege & Lief」からサンディ・デニーとアシュレー・ハッチングスが去り、デイブ・ペッグを迎えて男5人だけで作られた孤高のリリシズムがあふれる傑作です。
今でもライブのオープニング曲になることの多い「Walk Awhile」や、プログレ・トラッドとでも形容すればいいのか？なの「Sloth」による「Thompson / Swarbrick」のソングライター組の楽曲は完成度が高いし、トラッドのカヴァーにしても非常にロック的な解釈で、アルバムの完成度は前作「Liege & Lief」以上だと個人的には思っています。
今じゃ数多くの40年前のライブ音源も発掘されているFairportですが、そんなん研究者用でして、本作のメンバーで残された「Live at The L.A. Troubadour」と曲目差し替えヴァージョンの「House Full」での火を噴くような演奏こそ「Fairport史上」圧倒的にNo.1など迫力です。
最充実期の大傑作アルバムを、英国オリジナルの貴重なピンクISLANDレーベルでどうぞ！
【収録曲】A-1. Walk Awhile (Thompson / Swarbrick)
A-2. Dirty Linen (Trad arr. Swarbrick)
A-3. Sloth (Thompson / Swarbrick)
B-1. Sir Patrick Spens (Trad arr. Fairport Convention)
B-2. Flatrack Caper (Trad arr. Fairport Convention)
B-3. Doctor Of Physick (Thompson / Swarbrick)
B-4. Flowers Of The Forest (Trad arr. Fairport Convention)
【参加メンバー】
Dave Mattacks ; Drums, Harmonium, Boran
Simon Nicol ; Vocals, Electric, Acoustic & Bass Guitars, Dulcimer
Dave Pegg ; Vocals, Bass Guitar, Mandline
Dave Swarbrick ; Vocals, Fiddle, Viola, Mandoline
Richard Thompson ; Vocals, Guitar

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