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*** LP ： Spain / 84 / Blau / A-104 ***
■　コンディション　■
A / A
ジャケットは底が1cmほど割れかかっていますが、それ以外には四辺に薄い皺があるだけでリングウエアも角打ちもなく、中古としては申し分のないコンディションです（尚CD再発ではジャケットが変更されています）。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
マトリクスは「A+ // B◇」。

Harvestとの契約満了後、スペインでなかば隠遁生活を送っていた84年にスペインのみでリリースされたアルバムです。
1曲のみオリー・ハルソールが参加していますが、他は地元のミュージシャンのようで、ラフなスタジオ・セッション風アルバムです。
数年前の来日公演に行きましたが、開演時間になっても「出てこない、出てこない」……おまけに1時間ちょいの短いライブでしたが、気まぐれなところもケヴィンの魅力なので誰も怒らないのが強く印象に残っています。
80年代は活動らしい活動を行っていなかったためコアなファン以外には無視されていますが、ある意味では最もケヴィンらしい時期であり、愛着の湧くアルバムに仕上がっています。
「Shooting At The Moon」のような誰もひれふさがないような高水準のアルバムじゃないけど、素に戻ったケヴィンがうかがえれる、個人的には愛着の強いアルバムです。
【収録曲】
A-1. Champagne and Valium 5:18
A-2. Thank God For A Sense Of Humor 3:52
A-3. Take It Easy 2:59
A-4. Stop Playing With My Heart (You Are A Big Girl) 3:33
B-1. My Speeding Heart 2:59
B-2. Lay Lady Lay (Bob Dylan) 5:00
B-3. Stop Playing With My Heart 2 2:4
　B-4. Be Aware Of The Dog 4:49
【参加ミュージシャン】
Kevin Ayers ; Vocal, Guitar
Ollie Halsall ; Guitar
Joan Bibiloni ; Guitar
Daniel Lagarde ; Bass
Quique Villafania ; Drums
Jorge Pardo ; Sax
Linda Novit ; Vocal
Zanna Gregmar ; Vocal, Keyboards
Miguel Figuerola ; Drums

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