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Milkwood (Under Milkwood) / Milkwood (Under Milkwood) (Ltd.500 Reissue)
管理番号 3L-01368商品ID38690353
在庫数 SOLD OUT

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3L-01368 - Milkwood (Under Milkwood) / Milkwood (Under Milkwood) (Ltd.500 Reissue) - Sold Out
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この商品は売り切れですが、再入荷している場合もございます。
アーティスト名等で検索してみてください。
*** LP : USA / ?? (69) / Fanny / 130193 ***
■ コンディション ■
B+ / A
ジャケットは白のプレーンに紙を貼っただけのチープなものですが、カラー印刷の部分にリングウエアや汚れはありません。
RW ; 裏ジャケットの下部に薄いリングウエアがあります。
SPSE ; 白いプレーンのジャケットの底が10cm、上部取り出し口の部分が5cmほど割れています。
盤面にはひげが1.2本あるだけで、気になる擦れはなく、中古としては申し分のないコンディションです。
限定500枚手書きのNo.入りで、これは「293」です。

ポコラ本で「入手最難関」として紹介されていますが、ジャケット写真未掲載……そりゃそうだ、オリジナルはテストプレスしか存在しないという鬼畜アイテムなミルクウッド(Milkwood)、もしくはアンダー・ミルクウッド(Under Milkwood)の69年録音の唯一作です。
これは20年ほど前に出た最初の再発(限定500枚手書きのNo.入りで、これは「293」)で、その後いかにも公式再発といった体のジャケットで出ていますが、そもそもジャケットが無かったのですから、これを限りなくオリジナルに近い形とみなすべきでしょう。
録音はカリフォルニアで行なわれたようですが、ミルクウッドは英国人とカナダ人の混成バンドだそうです。
ジャケットには曲名以外のクレジットがないので調べたところ、基本メンバーはアイルランド出身のLouis McKelvey、モントリオール出身のRon Frankelと彼の妻Mary Lou Gauthier、英国出身のMalcolm Tomlinsonだそうです。
69年にバンド結成に至るまでの経歴もなかなかのもので、Louis McKelveyとMary Lou Gauthierはキング・カーティスのサイドマンとして活動していたそうですし、ドラマーでシンガーのMalcolm Tomlinsonはカナダに渡る前にJethro TullのギタリストMartin Barreと共演していたそうです。
ついでなのでバンド解散後のメンバーについて書いておきますと、Ron Frankelはジェシー・ウィンチェスターと共演し、Mary Lou Gauthierはシングルを発表し、ラスベガスでのセリーヌ・ディオンのショーに参加しているそうです。
さて、結成間もないバンドは早くも69年4月にPolydorレコードに4トラックのデモを送り、無事契約にこぎつけたそうです。
69年5月にライブでグランド・ファンク・レールロードとの共演を果たした後、7月にアルバムはほぼ完成。
1969年8月からは6週間のカナダ・ツアーに出て、9月13日にはトロントでプラスティック・オノ・バンドやアリス・クーパーとの共演も果たしたそうです。
ところが、このツアー中に発表されるはずだったアルバムは何故かお蔵入り……69年11月には内部対立であっけなく解散してしまいました。

前置きが長くなりました……
針を落とした瞬間、腰を抜かしまっせ!
A-1はまるでクイックシルヴァーのようなキラー・ギターがグワングワア〜ンと鳴り響く中、ジェファーソンや初期フェアポートを乱雑にしたような男女混成コーラスで歌うヘヴィー・サイケで、好き者は一発で本作のトリコになることでしょう。
続くA-2では一転、おっとりとした英国アシッド・フォークのような曲調で、今ではセリーヌ・ディオンのショーに出演の女性ヴォーカルが切々と歌い上げるバラードです。
A-3もアコースティック主体の演奏に男女混成ヴォーカルでしっとりと聴かせる、やはり英国アシッド・フォーク好きも納得のナンバー。
A-4は厳かな吹奏楽に導かれてジョン・シポリナのような感電ギターがのた打ち回りはじめるQMSタイプの感動的なインストです。
A-5もA-4に似たような始まり方ですが、こちらは森の奥から幽玄なコーラスが木霊のように響いてくる、思いっきり霧の立ち込めるブリティッシュな雰囲気です。
A面を聴いただけでも、英国人とカナダ人の混成バンドらしく、英米どちらのサイケ/フォーク・ファンも納得の充実しまくりの内容です!
B-1はA-1に似た曲調で、男女入乱れた猥雑なコーラスと脳味噌直撃麻痺ギターがやりたい放題の素晴らしい曲です。
そしてB-2は……一転して紳士淑女が教会で厳かに歌っているような短い曲。
B-2の余韻を残して始まるB-3は、英国トラッド方面で時々あるダンサブルなインスト・ナンバーに流れ(このように続くのは、あるようでないのですが)、徐々にインスト・バトルが熱くなってくる様はフェアポートのような感触です。
B-4はイントロからして思い切りブリティッシュ……うまく説明できないが、とにかくそうなんだてば! んでもって、哀愁のある男性ヴォーカルに続いてクリスタルな女性ヴォーカルに変わった途端、男女入乱れた絶叫にビリビリ・ギターまで加わって騒然となり、なだめるようにアコースティックな演奏に変わって男女ヴォーカルも愛を紡ぎあうように淑やかにフェード・アウトしていきます。
なるほどね〜……完全に見過していた発掘盤ですが、今や世界遺産的なレア盤となったリンダ・パーハックスをなんとなくジャケットに魅かれて普通の値段で買ったときと同レベルの衝撃でした。
サイケの醍醐味って「イッチャッテル指数」が重要で、ほとんど完成度なんて求めないのですが(特に自主盤や未発表には)、本作は発表こそされなかったもののメジャー録音ならではの完成度があり、ギャレット・ランド(Garrett Lund)以上の完成度ですね。
ギャレット・ランドやオアシス(Oasis)がメジャー・レーベルで録音されたもののお蔵入りになったのは思想的に過激だったからだそうなのですが、本作もそうなのだろうか?
サイケ・ファンのならず、英国アシッド・フォークや英国フォーク・ロックが好きな人にも大推薦です。
【収録曲】
A-1. Empty Room
A-2. Changing Season
A-3. Tell Me
A-4. Forgotten Bridge
A-5. Parade Under Milkwood
B-1. Sandwiches Rock'n'roll
B-2. Lost Youth
B-3. Ballad Of The Spirit of The World
B-4. Final Song



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