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Hugh Hopper, Elton Dean, Keith Tippett, Joe Gallivan / Mercy Dash
管理番号 3L-01514商品ID43263173
在庫数 SOLD OUT

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3L-01514 - Hugh Hopper, Elton Dean, Keith Tippett, Joe Gallivan / Mercy Dash - Sold Out
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この商品は売り切れですが、再入荷している場合もございます。
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*** LP : UK / 85 / Culture Press / CP 2001 ***
■ コンディション ■
A / A
ジャケットはリングウエアや抜けなどのダメージはなく、中古としては申し分のないコンディションです。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
マトリクスは手書きで枝番なしの「A // B」。

キング・クリムゾン(King Crimson)参加要請を拒絶した英国ジャズ界の重要ピアニストであるキース・ティペット(Keith Tippett)、元ソフト・マシーン(Soft Machine)のベーシストであるヒュー・ホッパー(Hugh Hopper)とサックス奏者エルトン・ディーン(Elton Dean)に米国人ジャズ・ドラマーのジョー・ギャリバン(Joe Gallivan)による大傑作です。
同じメンバーで76年に英国ジャズ(ジャズ・ロック)市場に燦然と輝く名盤『Cruel But Fair』をノルゥエーのレーベルから出していますが、本作は77年録音もお蔵入りになっていた音源を85年に英国のマイナー・レーベルに発表した『Cruel But Fair』を上回る激レア盤です。
20年ほど前にキース・ティペットに嵌ったことがあるのですが、『Cruel But Fair』よりもはるかに本作の入手には苦労しました。
キング・クリムゾンの『Cat Food』以降ドシャメシャなフリー路線に邁進するキース・ティペットですが、『Cruel But Fair』と本作では旧知のヒュー・ホッパーとエルトン・ディーンを含む編成ということで、正統派ジャズもしくはジャズ・ロックとして驚異の完成度に仕上がっています。
凶暴にして絶妙の流れをもっていた集団即興の集中度合いとフリー・ジャズ指数では『Cruel But Fair』に軍配が上がりますが、まとまりや完成度は圧倒的に本作で、ジャズ・ロックやプログレのファンにもお勧めできる内容です。
驚異的な内容について簡単に述べておきます。
A-1とA-2はメドレーになっていて、A-1「Intro」ではオープニングからノイズが渦巻くペイスーなフリー演奏で、4分過ぎあたりでアルト・サックスによりA-2「Calyx」のテーマが提示されて、A-2「Calyx」に雪崩れ込む素晴らしい演奏です。
おまけにこのA-2「Calyx」は、フィル・ミラー(元キャロル・グリムス・アンド・デリバリーのギタリスト)のペンによるハットフィールド・アンド・ザ・ノース(Hatfield and the North)の1stに収められていたロバート・ワイアットのスキャットが印象的な名曲を大胆にアレンジしていますが、さすがは元盟友による演奏で慈しみのある素敵な演奏になっています。
A-3「Waffle Dust」は、泡立つようなパーカッションの上を湯気が立ち昇るようなピアノとサックスが揺らめく温泉ジャズ(なんじゃ、そりゃ?)……誘眠効果絶大で、アタシャこれでレコード1面を費やしても文句ない……ってか確実に寝ちゃうでしょう^^
B-1「Brass Wind Bells」は密度の濃いフリーキーな演奏で、ソフト・マシーンばかりか「型」に嵌らない初期のキング・クリムゾンが好きなロック・ファンも唸らせる名演です。あのロバート・フィリップがキンクリにキース・ティペットを誘った理由がここにある!
B-2「Anguishy」もフリーキーなのですが、どこかロマンティックな写実的な演奏です。
B-3とB-4もメドレーになっていているのですが曲の切れ目がわかんないんだけど、クラシカルな美しいピアノのリフレインの上をサックスが舞い、何故かアタシャ聴くたびに耽溺のマイティー・ベイビー(Mighty Baby)の1stを思い出しちゃうんですよね。
「名盤」じゃなくて、とんでもない「名演」だと思います。
【参加ミュージシャン】
Piano ? Keith Tippett
Saxophone [Alto], Saxello ? Elton Dean
Bass ? Hugh Hopper
Drums, Percussion, Synthesizer [Moog] ? Joe Gallivan
【収録曲】
A-1 Intro Written-By ? Elton Dean, Hugh Hopper, Joe Gallivan, Keith Tippett
A-2 Calyx Written-By ? Phil Miller
A-3 Waffle Dust Written-By ? Elton Dean, Hugh Hopper, Joe Gallivan, Keith Tippett
B-1 Brass Wind Bells Written-By ? Keith Tippett
B-2 Anguishy Written-By ? Elton Dean, Hugh Hopper, Joe Gallivan, Keith Tippett
B-3 Waffling Again Written-By ? Elton Dean, Hugh Hopper, Joe Gallivan, Keith Tippett
B-4 Punkom Written-By ? Keith Tippett



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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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