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Rolling Stones / From San Francisco To Paris (2LP, Rare Old Bootleg)
管理番号 3L-01570商品ID46706758
在庫数 SOLD OUT

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3L-01570 - Rolling Stones / From San Francisco To Paris (2LP, Rare Old Bootleg) - Sold Out
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*** 2LPs : Australia / 80 / Toasted / 2S 920 (2LP) ***
■ コンディション ■
B+ / A-
RW ; ジャケットには薄いリングウエアがあります。
背の上下に角打ちがあって1cm四方に皺が寄っており、天辺が8cmほどの軽い傷みがあります(背や底を含めて抜けはありません)。
なお2枚組ですが、シングル・ジャケットです。
盤面にはひげが数本と紙擦れはありますが、聴いた限り気になるノイズは拾いませんでした。

ミック・テイラーが加入した「69年の最高のライブ」される69年11月9日のオークランド公演とロン・ウッド加入直後の76年6月7日のパリ公演を収録した1組で2度美味しい内容で、ジャケットも合わせて30年前からマニア耽溺の古典的な「裏・超名盤」です。
本盤の個人的なハイライトは「Midnight Ramble」でして、B-2にはミック・テイラー加入直後の、C-3にはロン・ウッド加入直後の演奏が収められており、2人の個性がはっきりと分かることです。
Disk-1には、『Liver Than You'll Ever Be』で知られる1969年11月9日オークランド公演が、40年前のオーディエンス録音とは思えぬ高音質です!!
ストーンズのオーディエンス録音(隠し録り)というと客が「ギャーギャー」うるさいだけで辟易としてしまい二度と手を出さない人が多いと思いますが、場所はオークランド……さすがはグレイトフル・デッドのお膝元で(想像ですが)この時代に早くもプロ仕様の録音機材を使用しており、特にミック・テイラーの流麗なギターは下手なコンサートに行くよりもよっぽど綺麗に聴こえます。
「69年のストーンズのライブ」は、有名なハイド・パークにしてもオルタモントにしても演奏は雑だし、公式ライブ盤はオーヴァーダビングが過ぎるしで聴く気にもならないものばかりで、当時のライブの臨場感をリアルに伝えてくれるのは本作に尽きるでしょう。
なによりも、演奏が素晴らしい!
個人的にメロメロなのは、A-2「Gimme Shelter」でのミック・テイラーのギターの美しさ、B-2「Midnight Rambler」でのしつこいまでの粘り気というのかグルーヴィーさ、ヘヴィー・スワンプな演奏のB-4「Honky Tonk Women」のルーズさ、聴衆を煽りまくるB-5「Street Fighting Man」といったところです。
Disk-2には、公式ライブ盤『Love You Live』のレコーディングを行なっていた76年6月7日パリ公演の後半部分を収めています(クレジットはありません)。
公式ライブ盤用のサウンドボード音源なので音質は申し分ありませんが、ミックス前なのでラフです(逆にいえばダビングもしておらず、「生々しい」)。
ちょっと調べたところ『Love You Live』とは3曲ほど重なるようですが、『Love You Live』はスタジオで相当加工したことでも知られており、全くの別物として楽しめるでしょう。
C-3「Midnight Ramble」はミック・テイラーの流麗なギターを乗せたグルーヴィーな演奏だったのに対し、やけにハードでミック・ジャガーのアジテーションもしつこ過ぎで、『Love You Live』に収録されなかったのも納得です。
ストーンズで個人的に一番好きなC-4「It's Only Rock and Roll」もやけに軽やかかつコンパクトで面白いです。
怒涛の大ヒット3連発のD面(D-1「Brown Sugar」(一部のみテープのよじれあり)、D-2「Jumpin' Jack Flash」、D-3「Street Fighting Man」)には、すべてのロック・ファンは理屈抜きにひれ伏しちゃう問答無用の王者の貫禄です。
最後によっぽど熱心なファンじゃないと知らない曲が2曲収められているので、簡単に触れておきます。
2曲ともスタジオ録音ですが、D-4「Through the Lonely Nights」は「It’s Only Rock’n Roll」のシングル盤のカップリング曲、D-5「Everything Is Turning To Gold」は『Some Girls』からシングルカットされた「シャタード」のB面で、ともにオリジナル・アルバムには未収録です。
69年はブライアン・ジョーンズの死とミック・テイラーの加入、76年はキースの裁判とロン・ウッドの加入……逆境にこそ底力を発揮するのは凄いですね!
【収録曲】
[Disk-1 ; Oakland 11/09/69]
A-1 Carol
A-2 Gimme Shelter
A-3 Sympathy For The Devil
A-4 I'm Free
A-5 Live With Me
B-1 Love In Vain
B-2 Midnight Rambler
B-3 Little Queenie
B-4 Honky Tonk Women
B-5 Street Fighting Man
[Disk-2 ; Pavilion De Paris, 06/07/76]
C-1 Happy
C-2 Tumbling Dice
C-3 Midnight Rambler
C-4 It's Only Rock and Roll
D-1 Brown Sugar
D-2 Jumpin' Jack Flash
D-3 Street Fighting Man
[Extras]
D-4 Through The Lonely Nights
D-5 Everything Is Turning To Gold



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