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*** LP ： UK 1972 / Rubber / RUB 009 ***
■　コンディション　■
B+ / A-
ジャケット：細かなエンボス加工の施された繊細なジャケットです。表裏ともシミがあるのでB+としましたが、四辺もばっちりなしっかりとした良品です。
ディスク：ヒゲが少し。薄擦れちらほらの良品。ややB+寄り。
マトリクスは A-2/B-。
プレーンな白内袋付属（パテントNo.は入っていません）。
歌詞カードは付属しません。
※このアイテムはなかなか歌詞カード付きが見つからないので、たぶん歌詞カード無しで出荷されたものが多かったのでしょう。レアですが付属するものもあります。

英国フォークの名バンド、ヘッジホッグパイの1stアルバム。
Tony Capstickのバックを務めたアルバムから数えると2ndです。
人気では美しいジャケットの次作"Green Lady"に一歩譲るものの、中身では決して劣らない素晴らしい作品です。
プロデュースはSteeleye Spanのリック・ケンプ。
ドラムレスのエレクトリック・フォークという観点からは、スティーライ・スパンの2ndと相通じるものがあります。Please To See The Kingってドラムレスにもかかわらずものすごいへヴィなビート感がありますよね？あのヘヴィなエレクトリックサウンドと、いうことなしの無上の女性ヴォーカルの美しさとがとてもよく似ています。
それに加えてほぼ全編で鳴り響くフルートや縦笛がほのかなアシッド風味を醸し出し、へヴィなエレクトリック・ギターが時折60年代的なブルージーなフレージングを見せたりするあたりがまるでトゥリーズのようで、その筋の方なら全面降伏するしかないでしょう・・・
Dando Shaftのマーティン・ジェンキンス参加。
というわけでSteeleye Span"Please To See The King"やTreesがお好きじゃ方には絶対のオススメであります。
強力推薦盤！お見逃しなく！

英国オリジナル盤。



A1 The Reverend Johnson And The Big Kerry
A2 Mariners
A3 Rosemary Lane
A4 The March Of The King Of Laois
A5 Peggy
B1 New York Trader
B2 O'Rourke's Flogging Chair
B3 Fishing Song
B4 Jack Orion
B5 Spalpeen's Lament

Jed Grimes
Margi Luckley
Martin Jenkins
Michael Doonan
Stu Luckley

Producer Rick Kemp
Engineer Geoff Heslop, Keith Herd
Photography By Dennis Cowings

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