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*** LP ： UK 1971 / RCA /　SF 8194 ***
■　コンディション　■
B+ / A-
ジャケット：四隅と上下辺に軽い擦れ。背表紙はきれい。"DAYLIGHT"の左下木の枝のあたりにシールの剥がし跡（小さな破れあり）とその下に1cm角程度の汚れの付着。このためB+評価としましたが、この破れと汚れは木枝によってカモフラージュされており初めは気づきませんでした。これ以外は美品と言えるコンディションです。
ディスク：わずかな使用感のみの美品。
マトリクスは1E/1E。
パテントNo.入り穴開きポリ内貼り内袋付属（上部片側が斜めにカットされています）。

ブリティッシュ・フィメール・フォーク・マニア必携の人気盤デイライトの唯一作。【ラビリンス6098】
たおやかな正統派英国フォーク風味とプログレ／サイケ・フォーク風味が見事なさじ加減で合体した、ありそうでなかなかないまれに見る傑作です。
多くの曲でリードヴォーカルを取るクリッシー・クェイル嬢はCornwall地方のフォークシーンで頭角を現し、C.O.B. の"Spirit Of Love"にも参加していました。うっとり、くらくら、思わずひざまずいてしまう情感のある美声の持ち主です。
同じくCornwallで活動していたマイク・シルヴァーと米国人ギタリストのスティーヴ・ヘイトンの3人が中心となって結成したのがこのデイライトで、曲もこの3人がほぼ均等に提供しています。ちなみにスティーヴは米国で結成されロンドンに渡ってレコードデビューを果たした名バンドDaddy Longlegsの創設メンバーだった人です。
クリッシー嬢の美声はもちろん、男性ヴォーカルもコーラスワークもこれ以上は望めないレベルの完璧さで、典型的かつ最上の英国フォークを聴かせてくれます。
その一方で驚くべきはプログレ／サイケ・フォーク路線の曲で、あきれたことにドラム・ソロまで入っています。フォークグループのくせにドラムソロやるなよな！と突っ込みたくもなるのですが、ビンビン跳ねまくるスティーヴのアコースティックギターの即興演奏も息を呑む美しさで全面降伏です。
全体的な雰囲気はあえて言えばDando Shaftの2ndに似ているかな。
ラビリンスで「猛獣ども」と評された中面の男性陣の写真も本邦初公開か？
雰囲気のあるジャケットデザインはヒプノシス。

ところでこのアルバムはその昔に日本盤も出ていました。大昔に帯付きも何度か見たような気がしますが買っておけばよかった。

UKオリジナル美品です！！！
強力大大大推薦盤！

[A]
1. LADY OF ST. CLAIRE.
2. HOW IT FEELS TO FALL.
3. JOURNEY IN TIME.
4. TROUBLED TIMES.
5. AIN'T IT RIGHT. 6. KING OF TREES.
[B]
1.YES.
2. HALLO.
3. NEVER SAY NEVER.
4. PRETTY LADIES.
5. SONG.
6. CARRY ME.

Mike Silver (Guitar/Vocals)
Steve Hayton (Lead Guitar/Mandolin/Vocals)
Chrissy Quayle (Vocals/Guitar)
Tony Carr (Drums/Percussion)
Spike Heatley (Bass)

Producer: Tony Cox (also piano)
Design and Phtographs by Hipgnosis

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