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*** LP ： ?? / ?? (69) / Skye / SK-1006D ***
■　コンディション　■
A / A
ジャケット写真が多少ボケていますが、オリジナルを見たことがなければほとんど分からないでしょう。
リングウエアや角打ちなどのダメージはなく、中古としては申し分のないコンディションです。
盤面にはひげや気になる擦れはなく、中古としては申し分のないコンディションです。

20年ほど前、突然ソフトロック･ファンにも脚光を浴びた美少女デュオなサイケ、ウェンディー・アンド・ボニーの唯一作。
ウェンディーとボニーという17歳と13歳の少女二人による、幻想感漂うアシッド・フォークの至宝です。
余談ですが姉妹はサンフランシスコ育ちで、苗字はフラワー……出来過ぎた話だが、本当のことだそうです。
さて本作はゲイリー・マクファーランド（Gary McFarland）のプロデュースが絶妙で、同時期のソフト・サイケやソフト・ロックに多用されたのストリングスやホーンが入っておらず、どこか浮世離れした姉妹のハーモニーに焦点を当てているところでしょう。
ラリー・カールトン（ギター）、ジム・ケルトナー（ドラム）、マイク・メルボイン（キーボード）といった西海岸の一流どころのサポート･ミュージシャンの演奏も控え目ながらも、暖かく少女を包み込んでいます。
華々しいデビューを飾る段取りはできていたのに、レーベルが倒産……20年前に再脚光を浴びるまで埋もれてしまったのですね。
ボーナス追加の豪華版も出ましたが、マニアのみ涎のでるマニアックなもので、このオリジナル･フォーマットで充分です（私も付いていけず、豪華版は手放しました）
それと、この素晴らしいジャケットは、アナログ･サイズで持っていたいものですね。
【収録曲】
A-1 Let Yourself Go Another Time 2:40
A-2 The Paisley Windowpane 3:04
A-3 I Realized You 3:46
A-4 By the Sea 4:05
A-5 You Keep Hanging Up on My Mind 2:59
B-1 It's What's Really Happening 2:19
B-2 Five O'Clock in the Morning 2:46
B-3 Endless Pathway 3:41
B-4 Children Laughing 2:49
B-5 The Winter Is Cold 2:44
【主な参加ミュージシャン】
Larry Carlton ; Guitar
Jim Keltner ; Drums
Michael Lang ; Organ, Piano
Gary McFarland ; Arranger, Producer
Mike Melvoin ; Organ, Piano

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