*** LP ： ?? / Early 70’s / Takrl / 1922 ***
■　コンディション　■
B+ / A-
ジャケットはプレーンの白ジャケットにコピーのジャケットが付いているチープなもので、コピーのジャケットの左上に3cm四方内の染みがあります。
盤面には「A面」「B面」の表示があるだけです。
盤面にはひげが散見され手使用感がありますが、聴いた限り気になるノイズは拾いませんでした。

ジェファーソン・エアープレインの70年のTVショーを収録した古典的裏・名盤で、調べようがないのですが2度目の再発のはずです。
内容は、70年2月と3月に出演した「Go Ride The Music」と「A Night At The Family Dog」という2つのTVショーが音源になっています。
音質は少々籠り気味ですが、TVショー音源ということもあり、昨今の「発掘音源」とされるものには本作よりも音質の劣るものはいくらでもあります。
時期的にはウッドストックから1年、名盤『Volunteers』発表直後で、ヨーマ・コウコネンとジャック・キャサディがホット・ツナ始動前、パパ・ジョン・クリーチも参加以前で、ジェファーソン・エアープレインがバンドとして最もコンパクトに凝縮されていた時期ですね。
ヨーマ・コウコネンとジャック・キャサディがホット・ツナ始動前、パパ・ジョン・クリーチも参加以前で、ジェファーソン・エアープレインがバンドとして最もコンパクトに凝縮されていた時期です。
ヘタウマな対位法的コーラスも、ヨーマの癖の強いギターも絶好調！
なお、A-5「Somebody To Love」はカバーにクレジットがありませんがちゃんと収録されており、スタジオ録音とは全く異なる力強いイントロにぶっ飛ばされることでしょう（グレイトフル・デッドやクイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスと並ぶ屈指のライブ・バンドだったことを実感できると思います）。
CSNYの名曲B-1「Wooden Ships」も個人的にはジェファーソンのカヴァーの方が好きです。
絶頂期で代表曲のオン・パレード！
熱烈大推薦！
【収録曲】
A-1 We Can Be Together *
A-2 Volunteers (listed as "Volunteers of Amer.") *
A-3 Eskimo Blue Day **
A-4 Mexico *
A-5 Somebody To Love (not listed on the cover) *
B-1 Wooden Ships *
B-2 Plastic Fantastic Lover *
B-3 Emergency *
B-4 Ballad Of You And Me And Pooneil **
* From TV show Go Ride The Music, 1970
** From TV show A Night At The Family Dog, February 1970
【参加メンバー】
Jack Casady ; Bass
Joey Covington ; Percussion
Paul Kantner ; Vocals, Guitars
Jorma Kaukonen ; Guitars, Vocals
Grace Slick ; Vocal

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